Léa Sen『LEVELS』/ Partisan Records / PTSN3057-2J

フランス出身、ロンドンを拠点に活動するSSW、Léa Senのデビューアルバムがようやくリリース。 ボーカリストとしてJoy OrbisonやWu-Luの楽曲に参加していた頃から、ただものではない感がにじみ出ており、アルバムが待たれていた。 実験的なポップ、官能的なR&B、トリップホップ、ドリーミンなギターポップなどが融合し、夢の中にいるような感覚を味わえるアルバム。期待度高い。

Smerz『Big City Life』/ ESCHO / ESC203

コペンハーゲンを拠点に活動するエレクトロ・デュオSmerzによる2枚目のアルバムがリリース。 R&Bやテクノ、ドリーム・ポップ、など多様なジャンルを独自に融合した実験的なサウンドが特徴だが、前回に比べてさらにオリジナリティが加速している。 PVを担当している新進の映像作家Benjamin BarronとBror August Vestbøの作品にも注目。

Lindstrøm『Sirius Syntoms』/ Feedelity / FEED2500

コズミックでドリーミーなディスコ・ハウスで右に出るものはいないと言えるベテランLindstrømによるニュー・アルバム。 自身のレーベル「Feedelity」より。構成がシンプルになり、原点回帰的なサウンドの仕上がりとなっており、メロディックなシンセサウンドと、温かみのあるアナログ質感、ダンサブルなリズムが特徴。 洗練されつつも遊び心ある作品となっている。

Shygirl, Club Shy『Room 2 RMX』/ Because Music / Digital

今やイギリスだけでなく世界中のクラブ・ミュージックを席巻する注目アーティストShygirlが主宰するプロジェクト「Club Shy」より、EP「Club Shy Room 2」を世界中の注目クラブ系アーティストやプロデューサーが再構築したリミックス盤が登場。 Florentino、BL3SS、DJ Seinfeldら様々なジャンルの今旬なりミキサーが参加し、新しいクラブ・サウンドを作り上げている。

Tune-Yards『Better Dreaming』/ 4AD / 4AD0812CDJP

アメリカ、オークランドを拠点とするポップ・デュオTune-Yardsの6枚目となるアルバムがリリース。 持ち味の予測不可能で独創的な音楽性は健在。政治的・個人的なテーマにも踏み込む歌詞、R&B、ファンク、ポップス、ディスコ、フォークと多彩なサウンドを聴かせる内容。 よりグルーヴィーでよりダンサブルなアルバムに仕上がっている。

Little Simz『Lotus』/ AWAL / BRC763

UKヒップホップ界の最重要アーティストのひとり、ラッパーのLittle Simzによる6枚目のスタジオ・アルバム。 プロデューサーに新たにMiles Clinton Jamesを迎え、新境地を開いていく。 Obongjayar、Moonchild Sanelly、Michael Kiwanuka、Yussef Dayes、Yukimi、Samphaと豪華なゲストが参加し、ジャズ、ロック、パンク、アフロビート、UKガラージなど多彩なサウンドが融合。

Brandee Younger『Gadabout Season』/ Verve / 7807509

ジャズ、クラシック、ポップなど幅広いジャンルを横断し、現代ハープ界の最重要アーティストの一人とされるBrandee Youngerの3枚目のアルバムがリリース。 なんと今作はあのAlice Coltraneの修復されたハープで演奏されている。Shabaka Hutchings、 Makaya McCraven、Joel Ross、Courtney Bryan、Niia、Josh Johnsonといった豪華なメンバーが参加しているところも大注目。

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