
伊藤政則
ヘヴィメタル、ハードロック・シーンで絶大なる影響力を持つ音楽評論家=伊藤政則がトータル・プロデュースするヘヴィメタル専門チャンネルです。自らが選曲したプログラムをはじめ、レコード・メーカーのA&R担当者がコンピレーションした音源や来日公演のライヴ音源など、ここでしか聴けないプログラムが満載!ファンにはたまらない専門チャンネルです。
放送スタイルタイムテーブル参照
備考毎月1日に更新
歌 入/無混在
テンポオール
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こちらのチャンネルは、放送楽曲の一部に過激な表現が含まれます。あらかじめご了承ください。
日時指定
伊藤政則
【今月のコンセプト】
GHOSTのニュー・アルバム『スケレタ』が全米チャート初登場1位を記録した。AC/DC以来、約4年数ヵ月振りの快挙である。日本市場でもGHOSTの快挙は広く伝えたいところだが、プロモーションの戦略が機能していないような気がする。MANESKINのシンガー、ダミアーノ・デイヴィッドの初のソロ・アルバムは、ポップセンスの絶妙な組み立て方でファンを魅了している。楽曲の主張をコンパクトにまとめて、魔法の如きフックを作り出しているのは、彼と彼の周辺にいる有能なスタッフの才覚によるものだ。一方、THE STRUTSのルーク・スピラーのソロ・アルバムは、彼の恋愛体験を語る"私小説"的な内容で、ストリングスをフィーチャーしたアコースティックな仕上がりで、その手法が内省的な世界を見事に浮きぼりにしている。その他、IRON MAIDENとのツアー直前にリリースする新作からリード・トラックを発表したHALESTORMにも注目している。
Luke Spiller
『Love Will Probably Kill Me Before Cigarettes And Wine』
輸入盤
【今月の1枚】
Luke Spiller『Love Will Probably Kill Me Before Cigarettes And Wine』(輸入盤)
日本盤の発表は見送られたが、内容は実に素晴らしい。ルークの恋愛体験を赤裸々に綴りながら、彼のルーツであるフレディ・マーキュリーへのオマージュや、卓越したポップセンスの組み立てによって、ソロ・アルバムらしい統一感でまとめられている。彼の"日記"を読んでいるような気持になる。「Devil In Me」のダイナミックなアレンジに代表されるように、ルークらしいドラマティックなアレンジが、このアルバムに特別な光を当てている。全曲が美しい。
文/伊藤政則
毎日 10:00~、22:00~
PRAYING MANTIS @ 原宿ASTRO HALL, Nov.3, 2015
All Photos by Yuki Kuroyanagi
今月は2016年2月に放送したPRAYING MANTIS の貴重なライブ音源をアンコール放送!
2016年2月放送時のテキスト再掲
=====
PRAYING MANTIS ~LEGACY JAPAN TOUR 2015 ~
2015.11.03 at 原宿ASTRO HALL
昨年11月、N.W.O.B.H.M.シーンを代表するバンド、PRAYING MANTISが約3年ぶりとなる来日公演を行った。しかも、今回は東京公演1回のみのプレミアム・ショウとなった。会場である原宿アストロ・ホールには開演前から熱狂的なメタル・ヘッズが多数押し寄せた。
本公演は昨年に発売した彼等の最新スタジオ・アルバム『Legacy』を携えてのワンマン・ライヴとなり、来日メンバーは御馴染みのクリスと<b>&ティノ<g>の"トロイ兄弟"とアンディ・バーゲス<g>の3人、更には最新作からバンドに加入したジョン"ジェイシー"カイペルス<Vo>、ハンス・インザント<Ds>という、新作と同じラインナップでの来日公演となった。
前回の公演が渋谷のCLUB QUATTROであった事を考えると今回はそれよりは小規模での開催となったが、会場は満員と言って良い程の盛況ぶりである。
PRAYING MANTIS
SEに導かれてステージに登場したバンドが演奏したのは最新作同様、「Fight For Your Honour」で、ショウはスタートした。序盤は若干の機材トラブルに見舞われたが、そこはヴェテラン故に器の大きさで、何なりと切り抜けてみせた。
今回の来日公演で特筆すべきは、やはり、新メンバーのジェイシーのメタル・ヴォーカリスト然たるパフォーマンスとハンスのパワフルなドラミングだろう。
新作からの楽曲はもちろん、序盤で披露した「Panic In The Streets」や「Praying Mantis」等のライヴでの定番曲でも違和感の無い安定したパフォーマンスを披露した。
ショウの中盤ではバンドが日本という国をイメージして書いた新曲「Tokyo」も披露し、会場内は大合唱となった。いつも通りのクリスのタイトなベース・プレイも健在の他、すっかり定着した感のあるティノとアンディのギターのコンビネーションもバッチリで、メンバーが終始楽しそうに演奏しているのが実に印象的であった。
時に激しく、時にしっとりと聴かせるヴェテランらしい約2時間に及ぶショウは、ラストに演奏されたお馴染の「Captured City」で幕を閉じた。
まさに現在のバンドの良い状況とヴェテランらしいライヴ・パフォーマンスを堪能出来た素晴らしいショウであった。
Text by Ryo Saito (KING RECORDS/ METAL FRONTIER)
PRAYING MANTIS
『Legacy』
KICP-1738 2,600円+税
(KING RECORDS)
PRAYING MANTIS ~LEGACY JAPAN TOUR 2015 ~
2015.11.03 at 原宿ASTRO HALL
[SET LIST]:
01. SE~Fight For Your Honour
02. Panic In The Streets
03. Praying Mantis
04. Highway
05. Borderline
06. Better Man
07. Believable
08. Dream On
09. Tokyo
10. Rise Up Again
11. The Runner
12. Can't See The Angels
13. Turn The Tables
14. Letting Go
[Encore]
15. Children Of The Earth
16. Captured City
月~木 6:00~、18:00~ 金~日 4:00~、20:00~ 2時間番組
YNGWIE MALMSTEEN『TOKYO LIVE』
2025年6月18日(水)リリース
KICP-4104~5 [2CD] 定価:4,000円 (税抜価格 3,636円)
※日本盤のみBlu-spec CD仕様
https://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKICP-4104/
レコード・メーカー A&R担当者がコンピレーション!
ヘヴィ・メタル・ファンの皆さま、こんにちは!!
キングレコードでメタル・フロンティア、NEXUSレーベルのA&R・ディレクターを担当している齋藤です。いつも弊社関連アーティストにご声援を頂き、本当にありがとうございます!2025年6月のA&Rセレクションは2月に引き続き、齋藤が担当させて頂くことになりました!今月もどうぞよろしくお願い致します!!
2025年も早くも半年が過ぎましたが、METAL FRONTIERでは多くの新譜をリリースして来ました。その“前半を振り返る”というかたちで、今回のA&Rセレクションは“2025年前半戦総括”というテーマでお届けしたいと思います!!
2025年前半の注目バンドと言えば、前回のA&Rセレクションでもご紹介させて頂いたVELVETEEN QUEENです!スウェーデン出身、現在はベーシストが加入して、5人組となったハード・ロック・バンドになります。GUNS N’ ROSESやVELVET REVOLVERからの音楽的影響を全面に感じさせ、そこに若者らしいパッションを注入した“ロックン・ロール”は理屈抜きに“カッコ良い”と思わせるサウンドです。また、ロッカー然としたルックスもとてもクールなので、先ずはチェックして欲しいアーティスト、作品になります!
次に個人的にプッシュしたい作品は3月にリリースしたイタリア出身の鬼才、エットレ・リゴッティ<Ds, G, B, Key>率いるエクストリーム・メタル・プロジェクト、DISARMONIA MUNDIの約10年ぶりの新作「THE DORMANT STRANGER」です。
北欧メロディック・デスにシンセなどの同期(エレクトロニクス)サウンドを融合させた“新世代ヘヴィ・メタル”は本作で更に進化を遂げ、よりモダンに、よりメロディアスになりシーンへ帰ってきました!!勿論、本作でもビョーン・ストリッド(SOILWORK, The Night Flight Orchestra)が全面的に参加し、クラウディオ・ラヴィナール<Vo>の強烈なシャウトとの掛け合いともいえる多彩なヴォーカルを披露しています。
そして、日本盤の発売が6月18日に決まったイングヴェイ・マルムスティーンのライヴ・アルバム「TOKYO LOVE」も前半戦の注目のアイテムとしてプッシュしたい作品です。
こちらは昨年の5月にZepp DiverCityで行われた"40th Anniversary Tour"を収録した2枚組のライヴ・アルバムで、1984年に開始した自身のバンドRising Forceの"活動40周年"を記念して行われた"ソールドアウト公演"を収録した作品となっています。
当日のオーディエンスの熱気は勿論のほか、イングヴェイ自身の感情を込めた渾身のギター・プレイが作品から伝わってくる"熱量満点"のパフォーマンスは必聴です!!
ulma sound junction
New Digital Single 『AXCLUSION』
TVアニメ『GUILTY GEAR STRIVE: DUAL RULERS』OP主題歌
発売中
https://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gNOPA-7585/
【20th Anniversary Tour 2025 開催中!!】
[Info]:https://ulmasoundjunction.com/20241212-3/
一方、日本のバンドでは石垣島出身のulma sound junctionが久々の新曲となる「AXCLUSION」をデジタル・シングルとしてリリースしました!こちらはTVアニメ『GUILTY GEAR STRIVE: DUAL RULERS』OP主題歌となっているほか、世界観を踏襲した歌詞、キャッチーな曲の中で際立つ激しい曲展開が魅力の楽曲となりますので、是非チェックしてみてください!!
それでは、2025年後半もMETAL FRONTIER、NEXUSレーベルでは注目作のリリースが続きますので、是非ご期待下さい!!今後ともよろしくお願い致します!!
Text by Ryo Saito (METAL FRONTIER / NEXUS LABEL)
KING RECORDSリリース情報はこちら!!
ハード・ロック/ヘヴィ・メタル専門サイト「王様ロック」をチェック!!
https://kings-rock.jp/
■Mardelas“初のベストアルバムリリース&秋ツアー開催決定 !!”
[Info]: http://mardelas.com/news/1904/
月~木 20:00~ 金~日 2:00~、12:00~ 2時間番組
ANGRA
ANGRA
2025年8月をもって活動休止を発表しているブラジルの至宝=ANGRAの来日ツアー直前!
ANGRA活動休止前の来日は、名盤『TEMPLE OF SHADOWS』(2004年リリース)を中心にしたセットで贈る活動休止前のベスト・ライブ。ブラジルのヘヴィメタル界の象徴とも言えるANGRAの勇姿を目に焼き付ける最後のチャンスです。
今月は、その来日公演直前のANGRAの魅力を2時間に凝縮してお届けします。
ANGRA JAPAN TOUR 2025
来日公演情報
ANGRA JAPAN TOUR 2025
2025年6月17日(火) 大阪 梅田クラブクアトロ
2025年6月18日(水) 愛知 名古屋クラブクアトロ
2025年6月19日(木) 東京 EX THEATER ROPPONGI
出演ラインナップ:
Fabio Leone(vo)、Rafael Bittencourt(g, vo)、Marcelo Barbosa(g)、Felipe Andreoli(b)、Bruno Valverde(dr)
月~木 14:00~ 金~日 8:00~、18:00~ 2時間番組
ANGRA『Acoustic - Live At Opera De Arame』
2025年6月11日 発売
2CD+Blu-ray / VIZP-181 / 8,800円(税込)
Victor
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