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音楽とともに元気を届ける特別企画ジュディ・オング×小林篁次(作詞家)

高齢化社会と言われる現在の日本。50代以上のアクティブなシニアに向け、USENより音楽とともに元気を届ける特別対談をお届けします。3月21日に発売される「ほほえみをありがとう」を歌うジュディ・オングと、この曲の作詞を手掛けた小林篁次が、歌詞の世界観について語り合います。

台湾から届いた支援へ日本より感謝を伝えたい!



ジュディオング

ジュディ・オング(以下ジュディ)―小林さんとは今から20年くらい前に、パリと東京を拠点に活動している、世界的なデザイナー山地正倫周さんからのご紹介でお会いしたのが最初でした。

小林篁次(以下 小林)―それからジュディさんとは、さまざまな面でお付き合いをさせていただいています。

ジュディ―それと忘れられないのは2011年、日本で大きな地震があり、私は生まれ故郷の台湾へ帰り「日本が大変なの、助けて」と声を掛けました。その時、多くの台湾の方々から200億円を超える寄付金が日本へ送られました。企業家だけでなく、台湾の一般市民の方が給料の2ヵ月分を寄付したとか、子どもが貯金を全額寄付したなどのエピソードを聞いた時は、胸がいっぱいになって、涙が止まらなくなりました。生まれ故郷である台湾の人と、私を育ててくれた日本の人が、強い愛情で結ばれていることを感じて嬉しかったです。

小林―台湾の方々へ感謝の気持ちを伝えるため、私は「謝謝台湾」というイベントへ参画し仲間たちと台湾へ行きました。

ジュディ―小林さんは先導的な役割を担い大勢の日本の方々とともに台湾へ来てくださりました。

小林―台湾の方々はみな、私たちを笑顔で迎えてくれました。そしてその笑顔は、いつの日か言葉の国境を超えていました。人へ感謝し、その感謝の気持ちを笑顔で表現する。経験上、人と人が一歩踏み込んだ関係性を築く際に、笑顔を見せることは大事ですね。

ジュディ―そうですね。言葉が通じなくてもニコっとほほえんで「ありがとう」と言えば、感謝の気持ちは人へ伝わりますよね。

小林―今回の「ほほえみをありがとう」は、あの台湾で出会った笑顔から「ほほえみ」という言葉が思い浮かびました。台湾と日本の間に生まれた絆が素晴らしかった。そこで「ありがとう、感謝」をメインテーマにしたい、と詞の構想が生まれてきました。

ジュディ―この曲の歌詞を読んで、愛情いっぱいの笑顔が背中を押してくれる感じ、自信が湧いてくるようなキラキラ輝くような気分、そんな感情を歌いたいと思いました。どうしても私、サビの部分を歌っていると両手を広げて「あなたにありがとう」と言いたくなっちゃうんです(笑)



新曲「ほほえみをありがとう」に込められた想いとは



小林篁次

小林―私の傍には、長年連れ添った「あなた」がいる。家族に限らず友人や知人、そして趣味の仲間や、仕事の取引先や得意先の方まで……。今までずっと傍にいてくれてありがとう。これまでの人生で私に、ほほえみをくれたみなさんに、ありがとうと言いたい……そんな気持ちで作った詞です。そして人の心構えとして大切にしている言葉を詞に含みました。それは「一生学習、一生挑戦、一生謙虚」というものです。

ジュディ―素晴らしい3つのお言葉ですね。年齢を重ねても学習や挑戦ができる人達はいると思いますが、常に「謙虚」でいることは難しいことだと感じます。

小林―♪明日を夢みて、ときめくように~という詞で「学習」を、♪時を重ねて あらたな夢を~という部分で「挑戦」を表現しました。♪愛する人といる喜びに~、という部分で、台湾の方々への感謝を忘れず、自分は人に支えられ生きているという「謙虚」でいることについて表現しました。

ジュディ―最近の風潮なのでしょうか、ファイトだけが人生の全てだと思う人が多いですよね。ほほえんで人を許すこと、愛を持って接すること、一緒に頑張ろうねと謙虚に言えることは素敵なことです。本日、小林さんに話していただいたことを胸に、この「ほほえみをありがとう」を、しっかり気持ちを込めて歌っていこうと思います。最後にUSENをお聴きのみなさん、リクエスト、応援の程よろしくお願いします。



【プロフィール】

ジュディ・オング
歌手・女優。台湾生まれ。3歳で来日し、女優として11歳の時、日米合作映画「大津波」でデビュー。ドラマや映画、舞台に多数出演。歌手デビューは16歳。1979年 「魅せられて」 が大ヒット、日本レコード大賞を受賞。木版画家として国内外で木版画展を開催中。

小林篁次
作詞家。長野県出身。ハートウォーミングな作品に定評があり、草野 仁「男でありたい」、ダ・カーポ「ベストパートナー」、田中 健「あなたがいるから」などが代表作。本名は青木寶久。AOKIホールディングス代表取締役副会長という経営者でもある。