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B-66 世紀の名演 クラシック

音楽にじっくり耳を傾けてコーヒー・タイム……。そんなクラシックの名曲喫茶さながらの雰囲気をお届けします。今では手に入らない貴重な音源や、廃盤となった数々のレコードを中心に、クラシック音楽史に名を残す「巨匠」たちが活躍していた時代の本格的な演奏が甦ります。どこか優しく暖かみのあるレコード(アナログ)サウンドをお楽しみください。

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今月の特集

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指揮)エド・デ・ワールト vn)ウート・ウーギ、シュターツカペレ・ドレスデン
『モーツァルト:セレナード第7番ニ長調K.250《ハフナー》、行進曲ニ長調K.249』 [東独エテルナ 826572(ステレオ)]

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ウルブリッヒ弦楽四重奏団、va)ヨアヒム・ウルブリヒト 『モーツァルト:弦楽五重奏曲第2番ハ短調K.406、同第4番ト短調K.516』 [東独エテルナ 826068(ステレオ)]

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vn)ジャニーヌ・アンドラード、
指揮)クルト・マズア ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211、同第6番変ホ長調K.268』 [東独エテルナ 820824(モノラル)]

モーツァルト特集

数多く生まれたモーツァルト作品のLPレコードから、今月は今から70年前の1947年に設立された旧東ドイツのエテルナ・レーベルによる選り抜きの名盤3枚をご紹介いたします。

1枚目は1973年11月17日に、エテルナがオランダ・フィリップスと共同制作で録音した名盤、《ハフナー・セレナーデ》をお楽しみいただきます。創立1548年という長い歴史と伝統をもつシュターツカペレ・ドレスデンを、当時32歳だったオランダの名指揮者デ・ワールト(1941~)が瑞々しい感性で率い、イタリアの名手ウート・ウーギ(1944~)が滴るような美音のヴァイオリンで花を添えた魅惑の1枚です。この録音は日本でも1976年にフィリップスからLPレコードとして発売され、同年の第14回レコード・アカデミー賞を獲得するなど、高い評価を受けました。

2枚目は、そのシュターツカペレ・ドレスデンの首席奏者からなるウルブリッヒ弦楽四重奏団とヨアヒム・ウルブリヒト(第2ヴィオラ)による弦楽五重奏曲第2番ハ短調と第4番ト短調です。このアンサンブルは母体となるオーケストラと同じく落ち着いたトーンと燻し銀の響きをもち、しなやかな旋律の歌と豊かなハーモニー、そして端正なアプローチにより、モーツァルトの音楽美を気品高く、ストレートに伝えてくれます。1967年6月21日(第2番)と4月24日(第4番)、ドレスデンのルカ教会での録音です。

3枚目はフランスの往年の女性奏者、ジャニーヌ・アンドラード(1915~1997)がクルト・マズア(1927~2015)指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と共演したヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調と第6番変ホ長調です。アンドラードはヌヴーやボベスコと同じくパリ音楽院で名教授ブーシュリに学び、その後、名手ジャック・ティボーの教えも受けました。第6番変ホ長調は近年では偽作説が有力で、演奏機会がほとんど無くなっていますが、ティボーはこの曲を愛奏したことで知られています。アンドラードの師と同様にこの作品を艶やかに、粋に、そして陰影深く演じていて、作品の魅力の再認識を聴き手に迫ります。1966年12月5日、ライプツィヒのハイランド教会で録音です。

文/板倉重雄

※特集でお届けしているLP盤を放送後、当番組で過去にお届けしたLP音源の演奏をお届けします。引き続きお楽しみください。

【今月の放送内容】
■第4週目
4月22日(土)~5月5日(金)放送
1~3週までの総集編
3時間番組(リピート放送)


「今月の特集 1」
毎日 0:00~、3:00~、6:00~、9:00~、12:00~、15:00~、
18:00~、21:00~

ソングリスト

「今月の特集 2」
毎日 1:00~、4:00~、7:00~、10:00~、13:00~、16:00~、
19:00~、22:00~

ソングリスト

「今月の特集 3」
毎日 2:00~、5:00~、8:00~、11:00~、14:00~、17:00~、
20:00~、23:00~

ソングリスト