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B-66 世紀の名演 クラシック

音楽にじっくり耳を傾けてコーヒー・タイム……。そんなクラシックの名曲喫茶さながらの雰囲気をお届けします。今では手に入らない貴重な音源や、廃盤となった数々のレコードを中心に、クラシック音楽史に名を残す「巨匠」たちが活躍していた時代の本格的な演奏が甦ります。どこか優しく暖かみのあるレコード(アナログ)サウンドをお楽しみください。

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リピート放送
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毎週土曜日に更新
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USEN440

今月の特集

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指揮)レナード・バーンスタイン ジュネス・ミュジカル世界オーケストラ 『ベルリオーズ:幻想交響曲』 [仏Jeunesses Musicales OMJM74]

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指揮)レナード・バーンスタイン ニューヨーク・スタジアム交響楽団 『ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》』 [米MUSIC APPRECIATION RECORDS MAR5612]

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p)ジェームズ・トッコ 『バーンスタイン:ピアノ独奏曲全集』 [米Pro Arte PAD109]

レナード・バーンスタイン特集

8月25日に生誕100年を迎える作曲家、指揮者、ピアニスト、教育者のレナード・バーンスタイン(1918~1990)を特集します。
1枚目は若手演奏家の育成に心血を注いだバーンスタインを記念するLPです。世界の優秀な音楽学生を集めて結成されたジュネス・ミュジカル世界オーケストラを1974年に指導したときのライヴ録音で、バーンスタインがニューヨーク・フィルやフランス国立管と3度もセッション録音するほど得意としたベルリオーズの幻想交響曲を指揮しています。楽員たちは優秀な技量をもつ学生だけに、バーンスタインの教えが隅々まで浸透していて、かつ本番のライヴでアマチュアらしく巨匠の棒に夢中になってついてゆくのが目に見えるよう。プロ・オケとの共演録音とはまた趣きの違った、一期一会の緊迫感とライヴの豊かな雰囲気が魅力的です。

2枚目はバーンスタインが34歳の若さで録音したベートーヴェンの《英雄》をお楽しみいただきます。バーンスタインは《英雄》をこの後3回録音し、都合4種の録音が残しましたが、シンコペーションの躍動、金管のアクセントの痛快さ、大胆なテンポ変化など、最もヴァイタルで表現意欲に満ちたのがこの第1回録音です。オーケストラ名は、レコード会社の専属の都合でニューヨーク・スタジアム交響楽団と記されていますが、実体はニューヨーク・フィルと言われています。

3枚目は作曲家バーンスタインの作品をお楽しみいただきます。バーンスタインの存命中、1982年に録音された「ピアノ独奏曲全集」で、デトロイト出身のジェームズ・トッコ(1943~)がピアノを務めています。バーンスタインのピアノ曲は「アニヴァーサリー」と題した小品が多く、家族や先生、友人たちの名前がつけられ、それぞれの音楽的肖像となっているのが特徴です。ちなみに曲目表に2度出てくるFeliciaは、彼の妻だったフェリシア・モンテアレグレ(1922~1978)を指しています。名器ベーゼンドルファー・インペリアルを用いたトッコの演奏は、タッチが美しく、リズムも俊敏、音楽は詩情にあふれ、作品に内在する親密な雰囲気と力強い生命力を見事に描き出しています。

文/板倉重雄

※特集でお届けしているLP盤を放送後、当番組で過去にお届けしたLP音源の演奏をお届けします。引き続きお楽しみください。

毎日 0:00~ 1時間番組 リピート放送

ソングリスト

【今月の放送内容】
■第1週目
8月4日(土)~8月10日(金)放送
今月の特集 1   1時間番組リピート放送

■第2週目
8月11日(土)~8月17日(金)放送
今月の特集 2   1時間番組リピート放送

■第3週目
8月18日(土)~8月24日(金)放送
今月の特集 3   1時間番組リピート放送

■第4週目
8月25日(土)~8月31日(金)放送
1~3週までの総集編   3時間番組リピート放送