B58HEAVY METAL SOUNDHOUSE (伊藤政則)
B58HEAVY METAL SOUNDHOUSE (伊藤政則)

ヘヴィメタル、ハードロック・シーンで絶大なる影響力を持つ音楽評論家=伊藤政則がトータル・プロデュースするヘヴィメタル専門チャンネルです。自らが選曲したプログラムをはじめ、レコード・メーカーのA&R担当者がコンピレーションした音源や来日公演のライヴ音源など、ここでしか聴けないプログラムが満載!ファンにはたまらない専門チャンネルです。

放送スタイルタイムテーブル参照

備考毎月1日に更新

歌 入/無混在

テンポオール

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こちらのチャンネルは、放送楽曲の一部に過激な表現が含まれます。あらかじめご了承ください。

  • 時刻
  • 楽曲名
  • アーティスト名
    • 23:51:47
    • Love Again
    • Last Autumn’s Dream
    • 23:57:17
    • Get Me Outta Here
    • Jet

伊藤政則 SELECTION

伊藤政則

【今月のコンセプト】

今月は大物の話題の新作からの楽曲を主軸に構成している。『Firepower』以来となるJUDAS PRIESTの新作『Invicivle Sheild』は最高傑作と呼ぶにふさわしい仕上がりだ。残念ながら日本盤のリリースはなくなりそうだがIRON MAIDENのブルース・ディッキンソンの久々のソロ作品も内容は濃い。50公演近いライヴに日本公演の日程は入っていない。AMARANTHE、THE STRUTSやMARVELOUS 3の久々のアルバムも彼ららしい個性によって貫かれていた。これからがニュー・アルバムのリリース・ラッシュを迎える。

JUDAS PRIEST
『Invicivle Sheild』
2024年3月6日発売
SICP-6557/2,640円(税込)
Sony Music Japan International

【今月の1枚】

JUDAS PRIEST『Invicivle Sheild』(Sony Music Japan International)

グレンやロブの病気の問題、リッチー・フォークナーはプレイ中に心臓発作に見舞われ、動脈瘤の緊張手術を受けて生還した。自分の人生とシリアスに向き合うことを余儀なくされたメンバーは、今、ジューダス・プリーストの一員であることを心から楽しみ、自身の音楽的原風景とは何だったのかを再確認している。伝統と新しいエレメントが奇跡的レベルで融合したニュー・アルバムだ。キャッチーで、どの曲も心に残る。ジューダス・プリーストのあらゆるエレメントが濃縮され、ヘヴィ・メタルの"権化"としてのプライドと威力を知らしめる傑作だ。驚くほど練られたアルバムだが、全編からピュアな精神が放射されている。

文/伊藤政則

毎日 10:00~、22:00~

&MORE SELECTION

今月は2017年9月に放送した<未発表ライヴ音源シリーズ!>として放送したPRAYING MANTISとLIONHEARTの貴重なライブ音源をアンコール放送!

2017年9月放送時のテキスト再掲
=====
<未発表ライヴ音源シリーズ!>
今月は今年7月にDennis Strattonが久しぶりにPRAYING MANTISとの再会を果たしたスペシャル・カップリング公演、『PRAYING MANTIS / LIONHEART - SPECIAL LIVE IN JAPAN 2017』の貴重なライヴ音源からLIONHEARは4曲、PRAYING MANTISは3曲、届けします。

PRAYING MANTIS:
Tino Troy(G) Chris Troy(B) Andy Burgess(G) John Cuijpers(Vo) Hans in't Zandt(Dr)
LIONHEART:
Lee Small(Vo) Dennis Stratton(G) Steve Mann(G/Kb) Rocky Newton(B) Clive Edwards(Dr)

PRAYING MANTIS / LIONHEART - SPECIAL LIVE IN JAPAN 2017
LIVE @ 豊洲PIT 2017/7/1
(Photo by Yuki Kuroyanagi)

PRAYING MANTIS / LIONHEART - SPECIAL LIVE IN JAPAN 2017 (@豊洲PIT, Jan. 1, 2017)

NWOBHMシーンを代表する2バンドによる夢の共演-PRAYING MANTIS とLIONHEARTのカップリング・ライヴが7/1(土)豊洲PITにて行われた。
会場となった豊洲PITには当時を懐かしむ、生粋のメタル・ファン達が大勢集まり「メタル同窓会的」な和やかな雰囲気で実に心地よい空気が充満していた。今回はそのライヴ・リポートをお届けしたい。
午後6時の開演時間を迎え、まず、最初に登場したのはLIONHEARTであった。日本公演の前哨戦ともいえるスウェーデン・ロックに出演した際と同じく、新作『SECOND NATURE』のオープニングである「Prelude」が場内に流れ、御大デニス・ストラットン<G>、スティーヴ・マン<G,Key>、ロッキー・ニュートン<B>の核となる3人に加えて、UFOなどでも活躍したドラマー、クライヴ・エドワーズ、そして、元SHYのヴォーカリスト、リー・スモールというラインナップがステージに登場した。

「Give Me The Light」でショウはスタート。キャッチーなメロディとバンドの重厚なコーラスが魅力的な曲であるが、新曲ながらも哀愁のメロディを帯びた曲であり、バンドは安定した演奏で最初からオーディエンスを大いに沸かせた。実はLIONHEARTはデビューこそ、80年代中盤であるが、日本でライヴを行うのは今回が初めてで、メンバーも日本で演奏が出来ることを心から喜んでいた。そんな雰囲気がステージからもヒシヒシと伝わって来るのが実に印象的であった。
ショウの中盤ではデニス・ストラットンが自身のキャリアで実際に体験したことについて触れ、それがもとで出来たという「30 YEARS」を披露し、今も変わらぬハード・ロックとバンドの情熱を音で再現してみせた。また、マッコリー・シェンカー・グループの「Anytime」のカヴァーも演奏され、ラストは代表曲の「Lionheart」で締めくくった。

PRAYING MANTIS
『Legacy』
発売中
KICP-1738/2,860円(税込)

インターバルを挟んで、続いてPRAYING MANTISのメンバーがステージに登場。2015年11月以来となる約2年ぶりの来日公演である。今回の来日のラインナップも前回同様、クリス・トロイ<B>、ティノ・トロイ<G>、アンディ・バーゲス<G>、そして、前作から加入したヴォーカルのジェイシー・カイペルスとドラムのハンス・イン・ザントの5人である。
ショウは名曲「Captured City」でスタートし、「Panic In The Streets」、「Praying Mantis」と序盤から代表曲のオンパレードが続き、オーディエンスは大興奮であった。 今回特筆すべきは、新作のツアーでは無いことから、最新アルバムからの曲は「Fight For Your Honour」のみで、「Cheated」「Flirting With Suicide」など、通常余りライヴで演奏されない曲をプレイした点であろう。途中、ティの機材トラブルもあったものの、MCに冗談を交えて、そこも笑いで乗り越えてしまう所も実に「PRAYING MANTIS」というバンドらしいところであったと個人的には思う。
本編ラストは定番曲「Children Of The Earth」を演奏し、場内大合唱となり、バンドは一旦ステージを後にした。

アンコールではデニス・ストラットとスティーヴ・マンがステージに再び登場し、デニスが参加したアルバム『Cry For The New World』('93)から「Cry For The New World」を演奏したほか、IRON MAIDENのカヴァー「Phantom The Opera」、「Running Free」を演奏(セッション)し、大団円で夢の共演は終了した。

今回はLIONHEART/PRAYING MANTISといった同じ時代を走った盟友の共演ということで、演奏以外のオフ・ステージでも終始"和みムード"で過ごせた素晴らしい企画だったと思う。再び日本で彼らのライヴが見れる日が早く来るように心から願うばかりだ。 そんな気にさせる素晴らしい来日公演であった。

Text by Ryo Saito (KING RECORDS / Metal Frontier)

LIONHEART
『Second Nature』
発売中
KICP-1854/2,860円(税込)

LIONHEART LIVE @ 豊洲PIT 2017/7/1
= SET LIST =
01. Prelude ~ Give Me The Light
02. Hot Tonight
03. Wait For The Night(※)
04. Die For Love
05. Prisoner(※)
06. Angels With Dirty Faces
07. Dangerous Game(※)
08. 30 Years
09. Anytime(McAULEY SCHENKER GROUP)
10. Towers Of Silver
11. Don't Pay The Ferryman(Chris De Burgh)
12. Heartbeat Radio
13. Lionheart(※)
14. Reprise

(※)の4曲を放送。

PRAYING MANTIST LIVE @ 豊洲PIT 2017/7/1
= SET LIST =
01. Captured City
02. Panic In The Streets
03. Praying Mantis
04. Time Slipping Away
05. Fight For Your Honour
06. Dream On
07. Lovers To The Grave
08. Cheated(※)
09. Turn The Tables(※)
10. Flirting With Suicide
11. Children Of The Earth
Encore:
12. A Cry For The New World(※)
13. Phantom Of The Opera(IRON MAIDEN)
14. Running Free(IRON MAIDEN)

(※)の3曲を放送。

月~木 6:00~、18:00~ 金~日 4:00~、20:00~ 2時間番組

A&R SELECTION

WARGASM

レコード・メーカー A&R担当者がコンピレーション!

WARGASM - そこへと連なるヘヴィネスとそこに共鳴するヘヴィネス、そして圧巻の来日公演!

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。ユニバーサル ミュージック洋楽フロントライン部門でフィジカルのプロダクションを担当しております竹野が2024年3月のA&Rセレクションを担当させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

2024年も始まりましたが、みなさまはどんなスタートを切りましたでしょうか?僕にとっては最高のスタートとなりました!なぜなら他でもないWARGASMの初単独来日公演に立ち会えたからです。元々彼らがユニバーサルと契約をする前から個人的に好きなバンドだったのですが、臨時のヘルプで今回の来日を担当したのですが、ライヴもメンバーもあまりに最高過ぎまして、通常の業務ではないのですが、このバンドに関しては担当したいと立候補をしてしまった程です笑(実際その立候補も受理されました!)。というわけで、このコーナーの名称"A&Rセレクション"に元々多少負い目を感じていたのですが、ここはWARGASM担当として胸をはって選曲をさせていただきました。

WARGASM、僕には彼らが持つヘヴィネスがその"ヘヴィ"であるという一点において、バンドの概念も超えて、これまでの歴史とも、そして今とも共鳴しているように見えました。その姿が圧倒的に凛として美しかったのです。今後、さらに大きなステージにあがっていくのだろうというポテンシャルも感じることができましたので、まだまだ知られていない存在ではありますが、これを機に是非ご注目いただけると嬉しいです。

WARGASM『VENOM』
2023年12月1日発売
UICU-1363/2,750円(税込)
リリース詳細:https://umj.lnk.to/WARGASM_VenomAL
ユニバーサル ミュージック合同会社

WARGASMはイギリス出身の新人バンドで、ミルキー・ウェイ(VO & B)とサム・マトロック(VO & G)の2人組。ミルキーは日本でモデルの仕事もしていたことがあり、意気投合した2人が打ち込みも生の楽器も取り入れてヘヴィでセクシーというユニークな2020年型の音楽性を創り上げることになりました。2022年にユニバーサル ミュージックのレーベル、REPUBLICと契約し、ミックス・テープである『EXPLICIT: THE MIXXXTAPE』をリリースし、1stアルバム『VENOM』を2023年末にリリースしています。

日本のバンド、coldrainが主催するフェス"BLARE FEST."へ2022年初頭に呼ばれて初来日を果たしたり、その際に交流ができたCROSSFAITHが今回の来日公演にもサプライズでゲスト参加したり、音楽事務所WACK所属の7人組ガールズグループ、ASPへ「MAKE A MOVE」という楽曲の提供を行う等、日本人アーティストとの交流も既に深いです。ASPは2024年1月の来日公演にスペシャル・ゲストとして出演をすることとなりました。

その来日公演に関して、その時に自分の興奮にまかせてこんなことを記していました。

"いにしえの時代から脈々と続くヘヴィ・ロックにリスペクトと今の時代ならではの要素をたっぷりと練り込み2020年代ならではの音に昇華させた独自のスタイル。そして同時にライヴではまだ粗削りな部分もあって、でもそれがちゃんと若さとしてこれからへの希望だと思わてくれた。ヘヴィ・ロックよ、永遠なれ!興奮と希望のステージだったと断定したい"

ライヴは2人に加え、ギタリスト、ドラマーそしてマニュピレイターの3人をサポート・メンバーとして従えたバンド構成で、トラックと生演奏のバランスもこれまでにあまり聴いたことのないもので、そこもまた新鮮でWARGASMの個性として成り立っていました。そしてやはりなんといっても、2人のステージの佇まいがとにかくかっこよくてかっこよくて!とてもプリミティヴな話ではありますが、やはりステージに立つ人はかっこよくあれ、そんなことを改めて思わせくれるものでした。

WARGASM "Japan 2024" 2024.01.15 @渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
LIVE PHOTO by Sotaro Go

そして、数日間メンバーと一緒にいたのですが、サムは結構なメタルヘッズで、リハではBLACK SABBATHやDIOのリフを弾いていたり、MEGADETHが大好きなようで昨年の武道館公演をちゃんと配信で観たそうです。そのライヴに実際に行ったと僕が彼に伝えると「それは本当に羨ましんだけど!」と言われてしまいました笑。日本のアニメにも影響を受けているようで、滞在中のインスタには「残酷な天使のテーゼ」の歌詞を載せていたり、ガンダムを観にいって併設されているショップでかなりの金額の買い物をしたと話していました。

今回の選曲は、そんな彼らが共鳴するこれまでのヘヴィネス、そして今のUK勢に共鳴するヘヴィネスを中心に彼らの日本の関わりという要素を加えてみました。1曲目と最後の曲は実際に彼らのライヴのオープニングSEとエンディングにかかった曲を選びました。是非お楽しみ下さい!

というわけでWARGASM、是非チェックしてみて下さい!最高です!

どうぞよろしくお願いたします。

Text by Ryuji Takeno (Universal Music)

WARGASM Instagram
ミルキー・ウェイ Instagram
サム・マトロック Instagram
ユニバーサル ミュージック洋楽 Instagram

月~木 20:00~ 金~日 2:00~、12:00~ 2時間番組

アーティスト・セレクション

LIONHEART

LIONHEART

AORとHEAVY METALの融合を極めたLIONHEARTの真髄が詰まった新作をリリース!

IRON MAIDENでの活躍でも知られるギタリスト、Dennis Strattonが在籍するブリティッシュ・ハードロック・バンド=LIONHEART。1984年にデビュー・アルバム『Hot Tonight』をリリースし、当時の流行を意識したAOR調のサウンドが評判を呼びましたが、1986年に解散。そして、解散から30年もの月日が流れた2016年に再結成。数年に一度のペースでアルバムを制作してきた彼らが4枚目のニュー・アルバム『The Grace Of A Dragonfly』をリリース!

LIONHEART
『The Grace Of A Dragonfly』
2024年2月23日 発売
GQCS-91418/2,970円(税込)
Ward Records

今月は、変わらぬヘヴィメタル然としたギターが彩るLIONHEARTのメロディアス・ハード・ロックを2時間に凝縮してお届けします。

月~木 14:00~ 金~日 8:00~、18:00~ 2時間番組

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